拙著「販促カレンダー2020」より
2020年8月16日10月の販売促進のポイント
1、週別のMDポイント
第40週:9月28日から10月4日まで。
衣替えで日常生活が衣食住とも秋冬モードに移行する。寒さ、冷たさが
日常的に感じられ温かい湯気のある鍋物メニューが定着してくる。秋の運動会、
行楽シーズンで弁当関連商材やおやつ用菓子の需要が伸びてくる。
第41週:10月5日から10月11日まで。
秋の行楽シーズンでもあり、アルコール類含め携帯用の菓子類、飲料類の需要が
伸びる。サンマ、もどりカツオ、マグロなどの海の幸、リンゴや柿、ミカンなどの
山の幸が出回り、秋の旬の味覚を楽しむ生活モードに。
第42週:10月12日から10月18日まで。
地域によっては初霜が降りて、冬支度が本格化する頃。セータやコートが
必需品となり、携帯カイロの需要も上がる。家電では暖房器具や加湿器も
必須となり買い替え需要も上がる。お歳暮ギフトの早期割引がスタート。
第43週:10月19日から10月25日まで。
気温が10℃未満の日がさらに増え、コタツ、ストーブがフル稼働する頃。
食では鍋物料理、シチュー、スープなど本格的な冬モードの食卓となる頃。
年末商戦の前哨戦のおせち料理、クリスマスケーキの先行予約が開始。
第44週:10月26日から11月1日まで。
ハローウイーンがバレンタインよりも市場規模が大きくなって、さらに拡大
している。機会ロスを防ぐためにコスプレグッズも含めカボチャグッズの
関連商材の菓子類を中心に目立たせた売場づくりで遊び心に訴求。
2、10月の販促アプローチとしての記念日・歳時記
①10月4日:イワシの日
②10月15日:キノコの日
③10月18日:冷凍食品の日
④10月25日:世界パスタデー
3、10月のオペレーション上の注意
①リスク管理:新型コロナウイルス対策(お客と従業員、取引先の訪問者)
②売場演出:秋モード一色の売場づくりとメニュー訴求
③予約販売:ボジョレヌーボーは早めに
④施設管理:新型コロナウイルス対策に加え、台風、地震への備え
4、10月の重点訴求アイテム
①野菜:ネギ
②果物:ミカン
③水産:ブリ
④精肉:鶏肉
⑤惣菜:おやつ系、間食系
⑥和日配:生うどん・そば
⑦洋日配:ケーキ類
⑧グロサリー:米・果実野菜ジュース
⑨菓子:ビスケット
⑩酒類:清酒
⑪雑貨:化粧クリーム