特集「上期業態格差決算」
「食品小売業」不調の要因をひもとく
2017年12月4日
月刊「販売革新」2017年12月号に執筆
上期を終え、優勝劣敗がより顕著になる中で
独自の魅力を出しながらの経費のコントロールが鍵
1、競合他業態の出店攻勢、コスト増などでSM不調が頻出
図表①2018年2月期、3月期、第2四半期の大手SM業績
・ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールデイングス(U.S.M.H)
・ライフコーポレーション
・バローホールデイングス
・アークス
2、低価格、高来店頻度でDg.SがSMのシェアを奪う
図表②2017年上期 業態別カテゴリー別販売額
・コンビニエンスストア:5兆6609億円
・ドラッグストア:2兆9195億円
・スーパーマーケット:6兆3201億円
3、再成長のために必要なMDと販促の強化策
①売上増は人気のバロメータ
②利益増は満足度のバロメータ
③特筆すべき28期連続増益のヤオコー
4、4大ストレスをなくし客数を確保する
・品切れ
・不潔
・鮮度不良
・無愛想
さらに「攻め」として
・社是や社訓を再確認して
・商品・人・販促・売場・販売システムで具現化し
・独自化・差別化で生き残り