特集「価格の在り方を問う デフレは悪か」
2017年7月2日第3部 価格の今を追う
「『九州価格戦争』に日本の“未来”を見る」
月刊「販売革新」平成29年7月号に執筆
1、激戦地、穂波エリアはDSを中心とした価格戦争
図表①飯塚地区の激戦地マップ
図表②福岡県飯塚市男女別・年代別人口
図表③グラフ 飯塚市男女別・年代別人口
図表④地区別人口・世帯数
図表⑤店舗の概要とデータ
・イオン穂波店(編集部執筆)
広域集客を見込む ハレ型の営業戦略
・ハローデイ穂波店(編集部執筆)
買物の楽しさ、ハイ&ローでハードデイスカウント対応
・スーパーセンタートライアル飯塚店
生鮮のMDが強化され お客の反応も上々
・ダイレックス飯塚店
売場、システムをより効率化 最も買い回りのいい店
・ルミエール穂波店
九州最強のDSは依然として健在
・MEGAドン・キホーテ飯塚店
食品では日配が最安値 若年層の取り込みは巧妙
・ミスターマックス飯塚花瀬店
ハイ&ロー戦略の訴求力の強さには疑問が残る
・デイスカウントドラッグコスモス穂波店
ドミナントの深耕が際立つ 食品強化型Dg・S
・コメリパワー飯塚店
早朝開店の効果もありプロユーザーニーズをつかむ
・サンリブのおがた
直接的な競合ではないがSMとして存在感を発揮
2、価格調査で見えた乱売商品の存在
①加工食品:カップうどん、ペットボトル緑茶、カレールウ、ドレッシング
②菓子:スナック菓子2種、機能性ガム、チョコレート
③日配:機能性ヨーグルト、食パン、木綿豆腐、タマゴ
④日用雑貨:テイッシュペーパー、台所洗剤、洗濯用洗剤、歯ブラシ
3、「5適」を共通意識したMDが求められる
①ありがたみのある「やすさ」
②頻度:使用頻度 購入頻度
③値頃感
④価格弾性値
⑤適価
図表⑥商品売価調査表(10店舗16品目)