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「激戦区価格調査 九州編」

「節約志向の波に打ち勝つ!」
「激戦区価格調査 九州編」

2017年5月15日

月刊「食品商業」平成29年6月号に執筆
        
SM、DS、Dg.S 三つ巴の戦い
サンリブ、マルキョウ、トライアル、ルミエール、コスモス
勝ち残りには、他業態にない“やすさ”の磨き上げが必要

1、九州の食費における節約志向の特徴
  一大生産地かつ巨大消費地
  物価安は歴史的な必然

2、SM(サンリブ、マルキョウ)と他業態との比較
  ・サンリブ
   鶏肉の品質と弁当類のご飯の味が良い
  ・マルキョウ
   加工食品の価格は魅力も、生鮮は高め
  ・トライアル
   野菜の鮮度が5店舗中、最も良い
  ・ルミエール
   昼時点で主要品目の品切れあり
  ・コスモス
   加工食品の売上規模はSMを抑え九州一。
          
3、SMは多業種とどう戦うべきか
  ・他業態にない買い物環境の多様な「やすさ」を磨く

4、SMの強みである生鮮をどう特化するか
  ・「適時・適品・適量・適価・適場」の「5適」でMD政策を再構築

5、今のSMの売場に足りない商品群を強化すべき
  ・自店と競合店のマトリックス作成 強みを強化し、弱みを克服

6、節約消費者を味方にして優良顧客にする
  ・メニュー訴求重視でトータル購買価格のお得を目指す

7、今後、SMが目指すべき方向性
  ・ストレスのない買物環境の実現で「かいものが楽しい」になる

8、図表
  ①5店舗の価格調査表
  ②カテゴリー強化手法

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