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6月の販売促進のポイント 

拙著「販促カレンダー2021」より
6月の販売促進のポイント 

2021年4月3日

1、週別のMDポイント
第23週:5月31日(月)から6月6日(日)まで。
「歯と口の健康週間」で歯に優しい菓子類やオーラルケアグッズ、デンタルヘルス系を訴求展開しましょう。食の伝統行事として梅干しやらっきょを漬ける時季で、男性シニア層に作り方をPOP提案して伝統の食文化を伝え拡販しましょう。

第24週:6月7日(月)から6月13日(日)まで。
北海道以外ではこの頃梅雨に入ります。部屋干し対策の衣料洗剤など関連グッズの重要がさらに高まります。米の産地ではこの頃、田植えとなり農作業の合間のおやつ、間食として菓子パン、団子などの和菓子類の需要が上昇してきます。

第25週:6月14日(月)から6月20日(日)まで。
お中元ギフトの売場づくりと先行予約がスタートする頃で早期予約割引制度の利用促進、販促促進を強化しましょう。夏の賞与での買い物プランをめぐらし、家族全体でワクワクする頃です。新規の商品提案で新規需要を確保しましょう。

第26週:6月21日(月)から6月27日(日)まで。
1年で最も日が長い夏至のある週です。この頃は買物時間も長く、遅くまで来店客があるので、夕方以降の品切れ防止がポイントになります。例えば、牛乳・ヨーグルト、食パン、弁当類などの目的買い商品の発注精度をさらに上げましょう。

第27週:6月28日(月)から7月4日(日)まで。
涼味食品のさっぱり系のメニューにさらに関心が高まってきます。梅雨明けが間近ですが、山間部でゲリラ豪雨災害の発生や台風の発生などの可能性もあり、パックご飯などの即食系や電池など防災避難用グッズも提案訴求しましょう。

2、6月の販促アプローチとしての記念日・歳時記
  ①6月2日:イタリアワインの日
  ②6月11日:梅酒の日
  ③6月20日:父の日
  ④6月28日:貿易記念日

3、6月のオペレーション上の注意
  ①クレンリネス:新型コロナウイルス対策及び梅雨時の食中毒対策
  ②売場演出:梅雨時で買物そのものが億劫になりがち。カラフルに楽しく
  ③販売管理:飲料系など気温上昇に伴い、売れ数の異常値への対応
  ④施設管理:全店あげて、新型コロナウイルス対策に加え、設備機器の衛生管理

4、6月の重点訴求アイテム
  ①野菜:サヤ豆
  ②果物:スイカ
  ③水産:刺身盛り合わせ
  ④精肉:牛肉
  ⑤惣菜:寿司弁当
  ⑥和日配:梅干し
  ⑦洋日配:ヨーグルト
  ⑧グロサリー:ソーメンなどの乾麺・酢
  ⑨菓子:スナック菓子
  ⑩酒類:糖質ゼロのビール・発泡酒
  ⑪雑貨:部屋干し対応洗濯洗剤類

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