「2019年の『革新店』を見る、学ぶ」
2020年2月2日月刊「販売革新」2020年2月号に執筆
「ストアコンパリゾンの6つの基本」
1、基本的なスタンス
①心構え(いただきます、ご馳走様でした)
②定性的だけでなく、定量的に
2、6つの「みる」
①見る(網膜に写った定性的な情報のみ)
②視る(関心事のみ狭く、非体系的にみる)
③観る(テーマ・目的をもって定性的・定量的にみる)
④覧る(造語:昨年と今年などの時間的や自店と他店など比較してみる)
⑤診る(商品・人・売場・販促・販売システムなど自店を診断してみる)
⑥看る(改良・改善、場合によっては改革につながる対策をうってみる)
3、定量的な視点の重要性
①言語データ
②数値データ
③ナレッジマネジメント
4、売場構成について
①部門別売場面積での大きな違いは?
②考え方の違いは?
③陳列そのものが楽しいか?
④商品が買いやすいか?
⑤関連販売が訴求されているか?
⑥新商品、新規商品の訴求は?
5、商品構成について
①新しい「くくり」の商品群を確認
②カテゴリー別の総アイテム数を確認
③カテゴリー別のプライスゾーン比較
④カテゴリー別のプライスライン比較
⑤カテゴリー別のプライスポイント比較
⑥比較調査店でしか品揃えしていない商品
⑦売れ筋商品で自店よりも拡販体制の商品
6、まとめ「4つのM」
①Mining:定時定点観測して商売のヒントを「発掘」する
②Marketing:新たな取り組みも調査して「顧客創造・需要創造」に活かす
③Merchandising:常に適時・適品・適量・適価・適場の「5適」追及で商品展開
④Management:ストアコンパリゾンで得た情報を組織全体で分析し対策に活かす